詐欺師

4月
2017
04

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好きな人に騙されていたことよりも、騙されていたと気づくことの方が悲しい。

 

夫の浮気が発覚してよくきく、月並みのセリフ。
だけど、これまではどうにも意味がわかんなかったんだよなあ。

でもね、この本を読んで、これ、あらためて真実だと気づく。

本書で、ある女性が情報スパイに騙されたわけだけれども、
女心としては、「騙すのなら、せめて騙されていたと気づかないで終わらせてほしい」のだよ。

女心が一番悲しむのはね、「金のためや社会的メリットのために騙されていた」と、気づいたとき。そこには、自分というエッセンスがなにもないから。

どんなにひどい別れ方でも、恋愛で終焉するのならどこか救われる。
だけど、恋を金や名誉とトレードするのだけは、だめだ。

活字中毒

4月
2017
03

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5日間。人とずっと一緒にいる毎日を過ごしていたので
活字ばなれを余儀なくされた。

ら、

むしゃぶるいしそうなほど、活字に触れたくて触れたくて、触れたくて。

生の言葉で人と対峙しているのに、
もう、それだけではまったくもって不十分で。

活字中毒。

乙一の小説、思い出しちゃうよね。

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あまりに強烈で、衝撃的すぎるものに出会ってしまうと、
思考するためのことばが、バラバラになって、一時的に思考がストップしてしまう。

ことばとは、思考するための最大の武器であり味方なんだと、そうなってはじめて思う。

語彙を増やすことは、思考の幅を増やすこと。

あなどってはいけない、ことばを。
愛されていたい、ことばに。

今のわたしは、まるで出涸らし。

道を継ぐ

3月
2017
28

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「上阪徹のブックライター塾」の一期生で、ライターであり、すでに何冊もの自著を出されている日本初のヘアライター、佐藤友美さん(さとゆみさん)の新刊です。

2016年には『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)を出版し、以来、テレビをはじめとするさまざまなメディアに露出されているさとゆみさんですが、その原点は、「カリスマ美容師ブーム」で、雑誌のヘア特集を担当したことにあるのだとか。

本書は、そんな、ある一人のカリスマ美容師さんのお話。49歳でこの世を去った伝説の美容師 鈴木三枝子さんの「生きざま」を、1年半をかけ、およそ190人に取材して完成させたという、渾身の一冊だそうです。
泉岳寺にある鈴木三枝子さんのお墓には、8年を経てもなお、ひっきりなしに人が訪れており、さとゆみさん自身も、会話という会話をしたのは1度きりだというのに、今でも「こういうとき、あの人だったらどうするかな」と考えるという。

なぜ、彼女は亡くなってもなお、多くの人に強い影響を与え続けるのか。
鈴木三枝子さんとは一体、どんな人だったのか?

いやーもう、「はじめに」から、熱量の高い言葉がズシズシと心に響いてきて、ページをめくるこっちの指が火傷するんじゃないかっていうくらいに、とにかく熱い! その熱気に煽られるようにこちらのボルテージも上がり、一気に読んでしまいました。

口が悪い。ときには手もでる。人とは「向き合う」、どころか「取っ組み合う」。
とてもスマートとはいえない鈴木さんの「生きざま」だけど、その泥臭さのコアな部分にこそ、単なる懐古主義的な職人魂を超えた、どんな人にも共通する本質的なアンサーがあったように思います。

なんというか、アッパレ。アッパレな人生。

当たり前だけど、美容師さんって、「職人さんなのだなぁ」とあらためて実感させられました。世襲制ってわけじゃないし、粋な和服を着ているわけでもないけれど、職人さんかどうかって、もしかしたら仕事への向き合い方そのものによるのかもしれないなあ。

読み終えて、パタンと本を閉じた表紙に、「ああ、このタイトル以外はないなあ」「ああ、この表紙しかありえないなあ」と思えたら良書、という自分なりのセオリーがあるのだけれど、まさに、そのまんま。読んで損のないおすすめの良書です。

 

 

 

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ファクトリーシン(http://www.factory-shin.co.jp/gift/capcake.html)の、めちゃくちゃかわいいカップケーキをいただいたので、

娘(4歳児)と、マリーアントワネットごっこをしてしばし遊んだよ。

娘「ばあや、パンをちょうだい」

私「パンなんて、とても高くて買えなかったです」

娘「まあ! パンがないならケーキを食べればいいじゃない!」

私「そうしましょう!」

二人「なんておいしいのかしら!」

と、まあ、4歳児がこんなことをいうはずもなく私が仕込んだわけですが
女子って楽しい!

お母さん、カップケーキのおかげで、娘でよかったと本当におもえたよ!ありがとう!

 

書き写し

3月
2017
23

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さいきん、「この文章って、どうしてこんなに引き込まれるんだろう?」と思ったら、できるだけ書き写すようにしている。
書き写すといってもパソコンでなんだけど、これが、すっごく意味のある作業で。

というのも、書き写すことによって、読み手と書き手の「距離感」みたいなものが掴めるようになってくるんですよね。

どういうことかというと、すぐれた文章って、ぐいーっと読者を引き込んでしまうパワーがはんぱないから、はじめは「書き手」の立場に立って読み進めていたつもりが、いつのまにか「読者側」にひっくり返ってしまうんです。構成とか、文体とか、細かな技術とか、そういったものを考えながら、じっくりと客観的に読み進めることができなくなってしまうんですよ。

だけど、「書き写す」というワンクッションを挟むことで、単なる読者とはちょっとちがった視点から、同じ文章を読むことができるようになる。しかも、著者の「癖」のようなものを自ら再現していくわけだから、自分の「癖」とのちがいもはっきりと自覚できるわけで。

そして、その書きあがった文章を、自分がいつも書いているワード画面に落とし込んでから再読すると、より「ホーム」な環境でその文章と対峙することができる。これがけっこう重要だとおもうんだけど、こうなって初めて、その文章に「書き手」として接触することができるようになるんです。
雲の上にあった書き手の文章が、私のパソコンに降臨してきた感覚は、恍惚。

そんなこんなを一通りやりながらおもったんだけど、
私がすぐれていると感じる文章って、読者に新たな視座を提供してくれるものばかり。結論がなんというか筋肉質で、ちっともふにゃふにゃしていないんですよね。
そしてそれは、残念ながら書き手のもつ視点がすばらしいのであって、文章云々ではない。

書く技術だけでなく、世界を自分の視点で切り取りその本質を掴むことって、実はライターとしては欠かせない筋肉。先は長いが、やりがいはある。それにきっとそれは、人としての奥行きにもつながるはず。
愚直にやり続けていけば、その先に今は見えない何かがあるはず。それだけを信じて、走り続けていこう。

成功者K

3月
2017
22

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再読しなければ、本質的なことはわからない本、だと思う。
だけど、再読する気にはとてなれない本、だとも思う。

最近ではめずらしい私小説。芥川賞を受賞してから、著者の羽田圭介さんの人生が急に華やぎだしていく、そのプロセスが、女・金・仕事を通して生々しく描写されています。
まるで「アルジャーノンに花束を」を思わせる栄枯盛衰(ちょっと意味ちがうかもだけど)と、どこからがノンフィクションなのか? という吸引力で、読者を前のめりにさせ、最後までページをめくる手を止めさせない技術は、ものすごいものがありました。

医療もの、刑事ものの小説は、一般人がうかがい知ることができない世界が舞台だからこそ、読者の好奇心を刺激するのだけど、今回の舞台となった「芸能界」も、まさにそのど真ん中。
しかも、タレントではなく「文化人」として露出している人の私生活が垣間見えるような作品は、とても希少。題材の選びかた、すごいビビッとですよね。ご本人にしか書けない物語だと思います。
だけど、文体に馴染むまでにはずいぶん時間がかかったな、ということと
そもそも、著者が自分の人生の一部を切り売りしたということ以上の価値を、本文から見つけることが、少なくとも私にはできなかった。

男っぽいロマン、だからかなあ。
金を手にして、選び放題にきれいな女性たちと性交を重ねていく。ベンツに乗る。ワーカホリックに働く。男女の性別というよりは、醸しているバブル感に萎えたのかもしれない。

どんどん著者が傲慢になっていくのに周囲の成功者たちは謙虚なまま、という設定なら、著者がそうなってしまうきっかけがもっと明確であるべきだったし、それが「芥川賞とったから」ではあまりにお粗末。それに、傲慢に変化していった代償として失ったものがあまりにも少なすぎて、読後に物足りなさが残ります。

人生において切り取る場所は、華やかな今ではなくその先のもっと暗澹たる部分なのでは? と思ってしまったのは、私が女性だから? 意地悪だから?
女遊びの激しい著者に対して、ちょっと復讐心みたいなものがあってのことなんでしょうか。

 

インパクトほどの中身ではなかったなあ。
うーん。期待していただけに、ちょっと残念な気がしました。

 

 

 

 

 

 

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「テキトーな子育て」って、あんがい難しいんだな、これが。

だって、世間様は子どもの行動の逐一を「親のしつけがなってない」「この親にしてこの子あり」って、母親のせいにするじゃないですか。
そんな緊張感の中で子育てしていれば、いつのまにか鬼ババと化してしまうのも「そりゃそうだろ」って思っちゃうんだけど、それを客観視するほどの勇気はないわけで(知りたくない)。

だから、この手の本ってあんまり読みたくなかったんですよ。
だって、すでに世間からチクチク言われているのに、なんでわざわざお金だして「お説教」されなきゃなんないの?って、思ってたから。

 

でも、そっちょくな感想をいえば、予想に反してこの本はお説教くさくなかった。だから最後までぐんぐん読めた。
それは多分、1つ1つの教えが本当に「脱力系」だったから。そして、「まじか。それでいいんだあ」っていうゆるい教えが、じんわりとあとから沁みてくるタイプの本だったんですよね。

 

たとえば、「子育てに自分を犠牲にしない」というページで推奨されている方法なんかがいい例かも。

「テキトー母さんは、イライラしてたり疲れていたら耳栓とアイマスクを使います」とかね(笑)。

だけど、紐解いていくとたしかにその通りで、子どもをどなりちらして「子どもはシュン」、「あとから自分も反省」なんてしているよりもこの方がずっと生産的なんですよ。「相手を変えるより、自分の状況を変えるほうがてっとり早い!」という結びの言葉には、「たしかに!」と膝を打ちました。

 

「こうあるべき」を押しつけない育児本だから、長く愛されているんでしょうね。

 

ダイアモンド社で編集をされている今野良介さんが、日本実業出版社にいたときに出版された育児本です。
ちらほらと4コマ漫画なんかもはさんであるので、活字が苦手な人でもツルツルっと読めてしまう、おすすめの育児書でした。

備忘録

3月
2017
17

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【黒川精一さんインタビューを実践するためのまとめ】

 

(企画を考えるまえに、頭に入れておこう!)
・本づくりで大切なのは、「読者がどうなるとうれしいか?」を常に考えること。

・自分がうすうす思っていたことに、あと一人同じことを思っていた人がいたら企画になる。悩みの深さよりも広さ。
・テレビの企画は、今流行っていることに実感が伴ったときにGOサインが出る。
・悩みとそれを解決することに実感が持てる手段があってこそ、実用書。悩みに対して、「それやってみたい!」という手段を提供するもの。

 

(それでは実践!)

 

  • 企画には2通りしかない

1)その企画で喜んでくれるお客さんが確実にいる企画。

2)もしかしたら喜ぶお客さんがいるんじゃないかな?という期待を込めた企画。

外さない企画とは1のこと。

 

その際、各ジャンルにどのくらいのお客さんがいるか見当をつけておく

ex)お金、健康、ダイエット、食事、家族、日本語、英語などのメインテーマをさらに細分化する。

お金・・・男性向け金融投資、不動産投資、自己啓発的なし光景、副業、女性向けの節約、貯金、家計簿活用

 

書店でどの棚に置かれているかも入念にチェックし、なんとなくビジネス書のコーナーに行く人と直線的にテーマを探しに来る人で訴え方を変えること。著者がさだまったら、そのジャンルに何を掛け合わせることができるのかを著者と話しあう必要がある。

「なぜその著者でその企画なのか?」と思わせるような企画は楽しい。

 

  • 著者さんの、肩書き=専門とは考えない。何を語ってもらうと、一番生きるのか?を見ていく。

・プランC(下記参照)をみつけるために、いろいろな常識を著者にぶつけていく。
例えば、「退職してから3000万円必要といわれているけど本当ですか?」など。その返答を裏切ってくれる人が適任。それを一般化するところまでメソッド化するのも編集者の仕事。

 

プランC、メソッド、仮タイトルがはっきりした段階で、執筆に入る。

 

③その企画に類書があるかないか?

1)これまで市場にない本
ライバル本に勝つための本なのか、ライバルがいない独自市場をつくる本なのか?を見定める。

2)すでに市場にある本
Pubラインで検索。myメモ・・・難しければ、紀伊国屋webで検索してみる。
各ジャンルにどのくらいのお客さんがいるか見当をつけておく

お金、健康、ダイエット、食事、家族、日本語、英語などのメインテーマをさらに細分化する。

たとえばお金なら・・・男性向け金融投資、不動産投資、自己啓発的なし光景、副業、女性向けの節約、貯金、家計簿活用など

 

これらは書店でどの棚に置かれているかも入念にチェックし、なんとなくビジネス書のコーナーに行く人と直線的にテーマを探しに来る人で訴え方を変えること。著者がさだまったら、そのジャンルに何を掛け合わせることができるのかを著者と話しあう必要がある。

その際には、「なぜ、その著者でその企画なのか?」と思わせるようなものにするのもあり。

 

④ダメと思われる企画をいかにして魅力的な企画にするか?

1)商品を変える
・以外なものと組み合わせてみる
例)サンドイッチを何段にするか?では新鮮味がない。なので、青空✖サンドイッチ、寝る前✖サンドイッチ、おせち✖サンドイッチ、暴力✖サンドイッチ、長寿✖サンドイッチなどと組み合わせ。
・「みんながうすうすわかっていること+ちょっと新鮮」を実践してみる。
例)みんなはうすす「指を動かすとぼけない」ことは知っている。そういう信頼感のある知識に新鮮さをプラスし、「指→親指」に。すると、読者は「親指が大事だったんだ!」という新鮮な反応をしてくれる。
2)お客さんを変える

・別のくくりにしてみる
例)サンドイッチは「時間がないときに食べる」ことが多いから、時間の使い方に関心のあるビジネスマン向けに作るか?→「多忙な一流ビジネスパーソンのための 片手で食べられる食べ物」という企画。もしくは、簡単につくれるから中高年向けの「健康志向サンドイッチ」など。
その際にも、置かれる棚を意識してそれまでサンドイッチに興味のなかったお客さんに向けてアプローチする。

 

⑤カバー・タイトルについて

・入れる要素は、「目的・手段・社会的シグナル、評判、距離、アイコン」。
目的・・・「どうなれるとうれしいか?」という、いわば悩みに対する読者とのお約束。タイトルに入れる。長いタイトルはどこか一部分だけをすごく強調するようなデザインにすると、読者は「自分ごと」だと思ってくれる。
手段・・・目的をどんな「手段」でかなえるか?解決法やノウハウなど。パッとみただけで「やってみたい!」と思ってもらえるかどうか。できるだけ具体的に

「加熱→長時間加熱」、「プログラム→4週間プログラム」といった具合に。逆に、あえて手段はふせておくこともある。

 

社会的シグナル・・・所属意識やアイデンティティ。たとえば、「一流の教育を受けさせたい親」か、「自主性を尊重したい親」かによってカバーデザインを変える。読者が「自分はこの世界に行きたい」「これらの仲間入りをしたい」とおもってもらえるかどうかがキモ。

評判・・・10万部突破!全米ベストセラー!といった推薦文やレビューなどによって、手に取ることを後押ししていく。買っても損をしないし、ステイタスも傷つかないということを伝える。「安心感」。

 

距離・・・この本が「これならてがとどきそう」「ちょっと背伸びすればできそう」ということを提示する。要は、挑戦欲を刺激する。狙い所をさだめておくのがキモ。
「それは無理だ」と思われない内容になるよう、著者さんと話し合う。読者がうれしい内容になるように。

 

シンボル・・・「あの赤い本ね」「あの外人の子供の本ね」と言われるような、記憶で結びつくビジュアルのようなもの。類似本が他社から出ても、陳腐化できるというメリットがある。写真じゃなくても、文字でもOK

 

 

以上は企画の段階でも必要なので、企画段階からカバーデザインを考える。

「タイトル」

・目的=タイトルになることが多い。その際には、たとえば「腰痛が治る」なら「いつもじんわり思い腰痛がウソのように消える」としたほうが、「それ、私!
」とおもってもらいやすい。一歩踏み込むこと。

 

⑤原稿について

読者に関係ないことを、削る。「20代に向けて、将来のお金の不安を取り払う本」という方向性なら、どんなに一般論であっても、退職金の使い道については削る。もしくは初任給の使い方に書き直す。読み手が内容に引き込まれていくには「自分に関係してる内容かどうか」が大きなポイント。

 

全体を3つのブロックに分ける。
はじめに・・・なぜ自分がこれについて話すのかを書く自己紹介。著者がやってきたことの結果や信頼性。
1ブロック目(第1章)・・・盛り上がりと、その本をなぜ作ったかという大元になるような「問い」を入れる。その際、導入には別の話(例としてプロフェッショナルの蟻や、親指の労災など)を入れるのも一つの手。
2ブロック目(第2〜5章)・・・「問い(親の問いを解決する子の役割)」の解決法と、なぜそうするのか理由を書く。今日から実践したくなるような解決法を書く。
3ブロック目(それ以降)・・・盛り上げと結論、新しい問い。
あとがき・・・なぜ自分はこれにこだわってきたか?を書くなど、すごく個人的なことを書く。なぜ、これを始めたかという「原因」を書いて人間性に踏み込む。

 

「問い」で大切なことは、前提とする悩みに共感があるかどうか?しみじみとする問いであって、結論ありきの「売るための問い」ではないことが重要。ここでは、「自分に都合のいい問い」ではないかをチェック。

 

問いが整理できたら、解決法を明確にする。科学的エビデンス、生徒さんの体験など。その上で最後に、「これまでの解決法方をやってみると、あらたにこういう問題が発生しまうよね」とネタ振りして、次の章につなげていく。

改行で読むスピードを調整する。テンポよく読み進めて欲しいところは、改行を増やす。逆にスローペースにしてほしいところは改行の回数を少し減らす。そして、結論は必ず次のページに引っ張る。
これらが、きちんと役割を果たせているかどうか、足りないとすれば何を付け加えるべきか、読者の感情をグラフにする。
 

⑥PRについて
本をテレビで特集してもらうために、自分が出したいコーナーの構成要素を企画段階から書き出す。
そして、「なぜ、それを取り上げるのか?」という証拠、山積みの本、行列、生徒が絶賛する客観的な絵を示す。苦しいや痛い、はむしろテレビ的スパイスになる。

【チェックポイント】
・書籍を作っている間に気をつけるべきこと・・・原稿とカバーデザインで読者がぶれないこと。
・人は、小さな妥協をしながら買い物をしている。たとえば、「料理がうまくならない」という悩みがあったときに「きちんと料理」と「ぱぱっと料理」があればどちらかを選ぶけれど、そこには小さな妥協がある。だったら、そこにC案「短時間だからこそ、すごくおいしい」という企画を出す。いわば、プランCとは読者の「うれしい」。正確には、「正しくて、うれしい」。

 

 

読む力

3月
2017
15

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「『書く力』と『読む力』は、車の両輪である」と言っていたのは、だれだったろう。

「読む力」がついてくると、それまでの自分の文章なんて笑えるほど陳腐。「これではまずい!」と、足掻いて、書いて、書いて、書いて、なんとか「書く力」が見合ってきたような気がした頃には、また「読む力」もついて、だからやっぱり陳腐で。

悲しいのは、いくら本人が「うまくなった!」と思っていたって、他人から見ればさして以前と大差がないこと。

憧れのライターさんとの距離なんて、まったく縮まるような気がしない。