フリーライターとは?

3月
2015
31

posted by on ライターの仕事

A子:「何の仕事している人?」

私:「フリーでライターをしています」

A子:「えー、なんかすごーい!それで、何しているの?」

こんな会話を、私はこれまで何度もしてきました。
でも、それも仕方のないことだと思います。
一般の方には、フリーライターなんて、ちっともピンとこない職業なのですから。

それに、ひとくちでフリーライターといっても、本当に多種多様です。
私は、「取材記事」をメインとするライターで、
なかでも、人物をピックアップした記事を多く手掛けています。

仕事の流れはざっと、
取材対象者のもとへ行き、1~2時間ほどのインタビューをおこなって、
3,000~4,000文字の文章にまとめるというもの。

その場合には、私がインタビュアーとなったり、
別にインタビュアーがいて、私が追加の質問を担当することもありますし、
ときには、私は現場へ行かずに取材データだけを受け取って、
原稿を作成することもあります。

ただ、やはり自分で取材した記事は、仕上がりが違います。
語り手の意志や本音は、言葉だけに集約されるものではなく、
表情や声、そして、ちょっとしたしぐさに隠されていることが多いのです。

語り手が、「その質問を待ってました!」とばかりに、
目を輝かせて話し出す瞬間などは、
やはり、その場の「空気」の中でしか感じられないものです。

そうした取材を経て、ライティングに入るわけですが、
文章作成において私が最もこだわっているのが、
語り手の言葉をただまとめるのではなく、
人柄や取材時にみせた表情、その言葉の裏側にあるもの、
その場の「空気感」を、文章にして伝えることです。

語り手が話した内容をまとめるだけなら、
正直、誰が書いてもそこまでの差はありません。

ただ、引き込まれるように読んでしまう文章には、
熱く語った「カッコ」の横に、語り手の〝つばの跡〟が見えてきます。
そんな温度の高い文章だから、読み手が引き込まれてしまうのです。

そんな記事を、書き続けて行こうと思っています。