意味のない日常がもつ「豊かさ」

4月
2016
27

posted by on ブログ, 読んだ本と映画とか

昔、まだ小さかった頃は、
散歩にいくと、ポケットいっぱいに「無駄なもの」を入れてもち帰って
それを工夫して、へんてこな造形物を作ったりしていた。

それ自体にはなんにも意味がないのだけど、そのプロセスがすごくたのしかった。

いまは、もう「無駄なもの」をあつめて「意味のない」ようなものをつくることはしなくなった。
そのかわりあつめるようになったのは、「すぐ役に立つもの」ばかり。

たしかに、役に立つものには「意味」があるんだけど、
「たのしい」が持続する時間は、極端に短くなってしまったようにおもう。

すぐ役に立つものはすぐに役に立たなくなるもの、とおしえてくれたのは
だれだったろう?

もうすぐ4歳になる娘をみていて、
わたしは、たまにものすごく羨しくなることがある。

それはきっと、彼女がとても「豊か」だからなのだとおもう。

「豊かさ」において、
わたしはまだまだ彼女にかなわない。

大人になるほど、こんなにも未熟。